障害者グループホームで暮らす前に知っておきたいこと|みんなで暮らす工夫と、見学で確かめたいこと
グループホームを考えるとき、「実際の暮らしはどんな感じ?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、グループホームで暮らす前に知っておきたいことと、入居の前に見学で確かめたいことをご紹介します。
障害者グループホームで暮らすとき、知っておきたいことは何ですか?
グループホームは、数人で一緒に暮らす住まいです。一人暮らしやご家族との暮らしとは、少し違う暮らし方があります。知っておきたいのは、次の5つです。
- みんなで暮らすための、ちょっとした工夫
- 自分の部屋と、みんなの場所
- 安心して暮らすためのルール
- ホームごとに違う、支援のかたち
- 早めの相談で、選べるホームが広がる
みんなで暮らすための、ちょっとした工夫
お風呂や洗濯機を使う順番、テレビの音量、起きる時間・寝る時間など、一緒に暮らす人と声をかけ合いながら決めていくことがあります。生活のリズムは人それぞれなので、お互いに気持ちよく過ごせる方法を、みんなで考えていきます。
暮らしのことで気になることがあるときは、いつでもスタッフに相談できます。
自分の部屋と、みんなの場所
多くのホームでは、自分の部屋とは別に、台所やリビングなどのみんなで使う場所があります。お風呂やトイレをみんなで使うホームもあれば、お部屋にお風呂やトイレがあるワンルームタイプのホームもあります。
お部屋の広さや収納、持ち込める家具は、ホームによってさまざまです。ひとりの時間を大切にしたい方は、お部屋の設備を見学で確かめておくと安心です。
安心して暮らすためのルール
みんなが気持ちよく暮らせるように、門限や来客、共有スペースの使い方などのルールを決めているホームがあります。ルールの内容はホームによって違うので、入居の前に聞いておくと、新しい暮らしをスムーズに始められます。
ホームごとに違う、支援のかたち
グループホームには、介護サービス包括型・外部サービス利用型・日中サービス支援型といった種類があり、スタッフのいる時間帯や受けられる支援には、ホームごとに特徴があります。日中は仕事や作業所に出かけ、夕方からホームで過ごす暮らしを想定しているホームもあります。
「どんなときに、どんな手伝いをしてもらえるか」は、見学や面談のときに具体的に聞いてみてください。種類の違いは「障がい者グループホームの種類」でご紹介しています。
早めの相談で、選べるホームが広がる
地域や、希望するお部屋の条件によっては、空きが出るのを待つこともあります。入居を考え始めたら、早めに市町村の窓口や相談支援事業所に相談しておくと、選べるホームが広がります。
自分に合う暮らし方を選ぶ
ひとりの時間を大切にしたい方もいれば、誰かの気配があるほうが安心する方もいます。どんな暮らしが心地よいかは、人それぞれです。
グループホームで暮らすことも、一人暮らしやご家族との暮らしも、どれが上ということはありません。ご本人が「ここで暮らしたい」と思える住まいを選ぶことが、いちばん大切です。考え方は「自立って?」でもご紹介しています。
入居の前に、見学で確かめたいこと
- お部屋の広さと設備(お風呂・トイレ・キッチンはお部屋にあるか、みんなで使うか)
- 暮らしのルール(門限・来客・共有スペースの使い方など)
- スタッフのいる時間帯と、相談のしかた
- 一緒に暮らす人数と、ホームの雰囲気
- 毎月の費用と、家賃の補助を受けたあとの金額
体験入居で何日か過ごしてみると、実際の暮らしのイメージがつかみやすくなります。体験入居の流れは「体験入居って何をするの?」でご紹介しています。
まとめ
- グループホームでは、一緒に暮らす人と声をかけ合いながら、みんなで暮らしをつくっていきます。
- お部屋の設備や支援のかたちには、ホームごとに特徴があります。
- 見学や体験入居で、自分に合う暮らし方を確かめてみてください。
よくあるご質問
障害者グループホームで暮らすとき、知っておきたいことは何ですか?
グループホームは数人で一緒に暮らす住まいなので、お風呂や洗濯の順番など、一緒に暮らす人と声をかけ合いながら決めていくことがあります。お部屋の設備や暮らしのルール、スタッフのいる時間帯や支援のかたちはホームごとに特徴があるので、見学や体験入居で確かめておくと安心です。
暮らしの中で気になることがあるときは、どうすればいいですか?
スタッフや相談支援専門員に、気軽に話してみてください。支援の内容やお部屋の使い方を一緒に見直すことで、もっと暮らしやすくなることがあります。別のホームや別の暮らし方を一緒に考えることもできます。
入居する前に、暮らしのイメージをつかむ方法はありますか?
見学で、お部屋や共有スペース、暮らしのルールを確かめることができます。多くのホームでは体験入居もできるので、実際に何日か過ごしてみてください。
参考資料
制度の扱いは、お住まいの市町村によって異なることがあります。気になることがあるときは、市町村の障害福祉の窓口や、相談支援事業所にご相談ください。