コラム

グループホームに入居できる障害のレベルは?|障害支援区分と、受け入れを決めるもの

「障害が軽いと入れないの?」「重いと断られるの?」。グループホームを考えるとき、どのくらいの障害の方が入居できるのかは、気になるところですよね。

この記事では、入居の目安になる「障害支援区分」と、受け入れを決めるポイントをご紹介します。

グループホームに入居できる障害のレベルは?

グループホームに入れるかどうかは、障害の重さだけで一律に決まるわけではありません。グループホームの種類によって、障害支援区分の扱いが違います。

  • 介護サービス包括型・外部サービス利用型:障害支援区分の認定がなくても利用できます(認定のための調査は受けます)。入浴・排せつ・食事などの介護を受けたい場合は、区分の認定が必要です。
  • 日中サービス支援型:区分1〜6のいずれかの認定が必要です。

障害が軽めの方も、支援が多く必要な方も、ご本人に合う種類のホームを選ぶことで、グループホームで暮らせる可能性があります。

障害支援区分とは

障害支援区分は、障害のある方に必要な支援の度合いを、区分1から区分6までの6段階で表すものです。数字が大きいほど、必要な支援が多いことを表します。

区分は、市町村の認定調査(聞き取り)と、医師の意見書などをもとに、審査会で判定されます。障害者手帳の等級とは別のものです。

入居の対象になる方

障害者グループホーム(共同生活援助)は、18歳以上の障害のある方が対象です。

  • 知的障害のある方
  • 精神障害のある方(発達障害のある方を含む)
  • 身体障害のある方(65歳未満の方、または65歳になる前日までに障害福祉サービスなどを利用したことがある方)
  • 難病などのある方

利用には、市町村が出す「障害福祉サービス受給者証」が必要です。手続きのことは「障害者手帳や受給者証は必要?」でご紹介しています。

受け入れを決めるのは、障害の重さよりも「合うかどうか」

実際に入居できるかは、障害支援区分だけでなく、次のようなことを、ご本人とホームの双方で確かめながら決めていきます。

  • ホームの支援体制で、ご本人に必要な支援ができるか
  • 服薬や通院など、医療的な配慮にどこまで対応できるか
  • ほかの入居者と一緒に、共同生活を送っていけるか
  • ご本人が「ここで暮らしてみたい」と思えるか

同じ区分でも、得意なこと・苦手なことは一人ひとり違います。見学や体験入居を通して、ご本人に合うかどうかを確かめてみてください。グループホームの種類の違いは「障がい者グループホームの種類」でご紹介しています。

まとめ

  • グループホームに入れるかは、障害の重さだけでは決まりません。
  • 介護サービス包括型・外部サービス利用型は、区分の認定がなくても利用できます。
  • 日中サービス支援型は、区分1〜6の認定が必要です。
  • 受け入れは、ホームの支援体制と、ご本人に合うかどうかで決まります。

よくあるご質問

グループホームに入居できる障害のレベルは?

障害の重さで一律に決まるものではありません。介護サービス包括型・外部サービス利用型のグループホームは、障害支援区分の認定がなくても利用できます。入浴・排せつ・食事などの介護を受けたい場合は区分の認定が必要で、日中サービス支援型は区分1〜6の認定が必要です。実際の受け入れは、ホームの支援体制によって変わります。

障害支援区分とは何ですか?

障害のある方に必要な支援の度合いを、区分1から区分6までの6段階で表すものです。市町村の認定調査と、医師の意見書などをもとに、審査会で判定されます。

障害支援区分がなくても、グループホームに入れますか?

介護サービス包括型・外部サービス利用型のグループホームは、区分の認定がなくても利用できます(認定のための調査は受けます)。ただし、入浴・排せつ・食事などの介護を受けたい場合は、区分の認定が必要です。

参考資料

制度の扱いは、お住まいの市町村によって異なることがあります。気になることがあるときは、市町村の障害福祉の窓口や、相談支援事業所にご相談ください。

この記事について

執筆・監修:ちるほーむ
滋賀県草津市・大津市で障がい者グループホーム「ちるほーむ」を運営し、知的障がい・精神障がいのある方の地域での暮らしを支援しています。運営法人・支援方針を見る